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てすかとりぽか
その日のアレとかソレとか。
『長崎/鹿児島』 出張
出張で長崎と鹿児島に行ってきました。何気に初九州だったので。

まず長崎。長崎市は街中に電車が走っているです。
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というか、観光で言ったわけではないので、写真が3枚しかないのですね。うち2枚はごはんです。そして、本当は初日の夜食べに行った浜町の「長崎いろは本店」というところのくじら料理がおいしかったのですが、一切写真とるのわすれました。お店はiPhoneアプリの「MapFan」で探しましたが、あれすげー便利ですね。

翌日のお昼は、また浜町にある「吉宗本店」。慶応二年(1866年)創業の茶碗蒸し専門店なんだそう。
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これは定食なので茶碗蒸しの大きさが普通ですが、茶碗蒸し単品で頼むとどんぶり一杯やってきます。そして、茶碗蒸しは勿論ですが、角煮がえらい美味しい。九州ではこの後鹿児島でも角煮はどこでも名物みたいですね。そして、味付けがとても甘くて濃いです。中国本土で食べたときよりもこっちのが好みの味ですね。

で、2日目にして長崎を後に。新幹線に乗る前に買った駅弁「長崎街道弁当」。
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長崎から鹿児島へは、新幹線を3回ほど乗り継ぎながら行くので何気に大変。でも、九州新幹線ってつい先日全線開通したばかりなんですっててね。で、そのテレビCMがなんかすごくいいです。こういうテレビCMを作れる人がまだテレビや広告界隈に残っていたなんて驚きです。人の叡智ってすばらしい。



鹿児島についたらもう夜中だったので、その日はテレビでやってた『天使と悪魔』見ながら寝てしまったのですが、あいかわらずラングドン教授が中二病全開のマッチョで面白かった。ただ。ダン・ブラウンの原作版はさらに中二病で荒唐無稽な話なので、映画化にあたってそういう部分が影を潜めるのって普通珍しいよね。

鹿児島中央駅。ホテルはこの中にある「JR九州ホテル 鹿児島」でした。
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鹿児島での晩御飯は、天文館にある「吾愛人(わかな)」というお店。

なんか芸能人のサインとかが異様に多く置いてあるお店でしたが、それだけあって超大当たりのお店。下の写真は「きびなごの刺身」と「薩摩地鶏の刺身」。地鶏の刺身はよそでも食べることが出来るのですが、ここで食べたものほど“鶏の味が濃い”ものは食べたことなかったです。鶏の脂味ではなく、鶏の味の部分が。
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これは「極上黒豚のとんこつ」。とんこつっていうのはそのままそのとおり豚の骨をデミグラスソース的なもので煮込んだもので、骨の中のプルプルした部分まで含めてぷるぷるした食べ物です。こればかりはほんとに初めての味で、東京に帰ってもこの味を楽しめるお店をさがさないとなーと思いました。
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「さつま揚げ」はなんかふつーにさつま揚げでした。
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メインは「極上黒豚のしゃぶ鍋」。鹿児島に次来たら必ず食べたいものは?と問われたら、間違いなくこの鍋。というか、普段食べてるしゃぶしゃぶって「モーパラ」か、よくて「温野菜」なので、もしかしたらちゃんとしたお値段のしゃぶしゃぶって食べるのはじめてだったせいかもしれません。なんかもう全然違います。
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で、翌日の昼は、駅前のお店で「黒豚丼」。ふつーのとんかつ店のふつーの800円ぐらいの豚丼なはずなのに、なんだこれやっぱり肉が全然違う。これがこっちで言うふつーの豚肉なんでしょうか。だとしたら、関東の人間が食べてる豚肉ってありゃなんだんでしょうか。って感じです。鹿児島すごいです。
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というわけで、また是非来たい。いやむしろ永住したいと思った鹿児島でしたが、夜中テレビでアニメをぜんぜんやってないので、自分的には辛いと思いました。あと、そういえば吉野家の松屋も全然なかったです。台湾より少ない。そりゃ、デフォで豚肉がこんだけおいしけりゃあ、商売にならないよなーとは思いましたけど。

鹿児島みやげは、「フェスティバロ」というお店の「唐芋レアケーキ」が好かったです。
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観光で行ったんじゃないので特にオチはないですよ。

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『釜山』 3日目
釜山3日目。11月27日(金)最終日。

焼肉3回は流石に胃にキました。朝ごはんはホテルでピータンお粥です。

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空港に行くまでにはまだ時間があるので、朝の浜辺を散歩。すがすがしいです。

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海外の岩場には、野良にゃんこがたくさんいました。かわいい。

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そして、その岩場にはまだ火のついた蝋燭とお線香がありました。日本でも、無縁仏に蝋燭を捧げる千灯供養がありますが、あれは海に灯篭を流すものなのでスタイルが違います。古くは海難事故を防ぐために献灯として蝋燭を高台の神社に掲げるという風習もありましたが、それにしては置いてある位置が岩場だし、色々謎です。

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さらに、岩場を散策していると、人魚の像が。

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人魚と言えば西洋の半人半魚(マーマンやマーメイド)、具体的にはライン河のローレライやアイルランドのメロウ、ギリシャ神話のシレンなどを想起しますが、東洋のソレは全く別の性質・形状で伝承されています。古くは中国の『山海経』に見られる魚の一種や、『淮南子』における海棲生物など、どっちかっていうと魚9割です。

日本でも『古今著聞集』に『山海経』の影響を受けたと思しき「人の顔を持つ魚」という記載がありますが、より有名なのは八百比丘尼伝承。ものすごく要約すると、人魚の肉を盗み喰いした娘が不老長寿を手にいれてそのまま何百年も生きたという話です。朝鮮半島にもこれに酷似した浪奸伝承という話が残されているのが興味深い。

不老長寿伝説の中の盗み食いのモチーフは、神仙説を前提にした道教的な要素と思われること。また、八百比丘尼伝説の分布の中心は若狭北陸地方であることを考え合わせると、この伝承は高句麗時代の朝鮮半島から日本の北陸地方へ、仏教や道教または民間信仰の宗教者たちによって運ばれた可能性が高いと考えられます。

そこでさっきの蝋燭の謎もあり、自然と『赤い蝋燭と人魚』の物語を思い出しました。

小川未明の創作童話『赤い蝋燭と人魚』も、新潟県の雁子浜に伝わる人魚伝説がモチーフになっています。雁浜の人魚伝説では、人魚は神社の献灯を頼りに佐渡島から渡ってくるとなっていますが、その人魚と恋に落ちた男性が、一度その献灯を忘れてしまったがために、人魚は溺れて死んでしまうというお話です。人魚なのに。

この雁浜の人魚伝説にそっくりなお話が、釜山にもあることを今回初めて知りました。釜山のソレは、海の遙かなたにあるという人魚の国から嫁入りした人魚のお話なのですが、異界からの嫁入りや異種交配がモチーフとなっているという、いかにもクトゥルーっぽいという点で共通しています。『インスマスを覆う影』を思い出しました。

佐渡島も釜山の人魚の国も、インスマスにおける悪魔の岩礁と同じものと考えられます。つまり、そこからやってきた人魚はダゴンやクトゥルーといった旧支配者の眷属ということです。『赤い蝋燭と人魚』において、彼らの子供である少女が作った白い蝋燭は、「船を襲わないで」という旧支配者へサインだったのではないでしょうか。

逆に、金で売られた少女が最後に作った真紅の蝋燭は、「船を襲え」というサインだったということです。そう考えると、釜山の岩場においてあった前述の白い蝋燭についても説明がつきます。アレは無縁仏の供養や安全祈願の献灯などではなく、悪魔の岩礁へ向けたサイン、旧支配者への畏怖の表れだったということです。

話が長くなりましたが、韓国でもクトゥルー神話は大人気とこじつけたかっただけです。

あとはもう空港行って帰っただけなので省略します。おみやげは、向こうのコンビニや免税店で色々物色してみたのですが、あんまり変わったものはありませんでした。なんかのサナギはあるにはあるけど、おみやげとしてはハードル高すぎですし。おみやげの体をなしてるものとなると、海苔かチョコぐらいしか選択肢がないんですよね。

なので、その選択肢を統合した活気的なアイデアおみやげ「海苔チョコ」を購入。チョコに海苔がはさまってます。

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あと、「冬ソナチョコ」。一応試食してみたところ、思ったとおりでした。なので、日本語のできる店員さんに「これ、白い恋○のパクリですよね?」と聞いてみたところ、笑顔で「冬ソナのチョコのてすよー」と返されたので、その商魂に負けて買ってきてしまいました。上海の「黒い恋○」といい、「白い恋○」の認知度はグローバルすぎます。

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でも、とりあえず釜山は焼肉食べられたので好かったでした。
仕事ではもう来ないかもしれないけれど…。

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『釜山』 2日目
釜山に来てから一夜明けました。11月26日(木)。

朝時間があったので、海岸沿いを散歩。波がほんとに穏やかで、湖と見紛うほどです。そして、砂浜がほんとに白い。白い砂浜は珊瑚礁の死骸からできるので、こんな寒いところで珊瑚が育つの?と疑問に思って後で調べたら、白い砂をよそからもってきて作った人工の砂浜なんだそうです。どおりで、磯臭くないわけです。

セカンドインパクト後の海って、こんな感じなのですね。

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仕事でセムタムシティの方にやってきたので、ついでに『新世界デパート』に来てみました。
なんでも、世界一大きいデパートとしてギネスに載ってるとかないとか。

とりあえず、店の前にあったクリスマスの木がデカくてパネェ。左下の人を比較対象物とすると、20メートル以上はあるでしょうか。茨城と栃木の一部地域にのみ見られる「どんどん焼き」というオブジェクトに酷似しているなーと思いました。「どんどん焼き」は藁でできた円錐状の土着的行事で、正月に火をつけて燃やします。

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中は普通にだだっ広いデパートでした。でも、ブランドショップがほとんどで、おもちゃ屋さんやゲームショップなんかはありません。この国の子供は、一体どこでおもちゃを買うんだろう…。本屋は釜山最大規模と呼ばれる書店がありましたが、大きさ的には日本の大型書店に比べて全然小さく、海外書籍の訳本がほとんどでした。

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ゲーム雑誌とか買って行こうと思ってたんですけ、その類の雑誌は全くありませんでした。そもそも、インターネットが発達してて、情報もWebサイトから得られますから、活字媒体を普及させる必要もそれほどないんでしょうかね。ちなみに漫画は『ナルト』や『ブリーチ』が人気なのは万国共通みたいです。

アニメに関しては、テレビでやってたのは『ドラえもん』と『デジモンアドベンチャー』と『アニマル横丁』だけでした。特にアニ横は、夜中ずっとエンドレスで流れてるチャンネルがあったので、相当な人気なんでしょうね。

あと、デパートのつくりとかはほとんど日本と同じでしたが、唯一違っていたのは、エスカレーターの足元の脇に、謎のブラシがついているということ。なんだろう?エスカレーターのゴミとりにしては設置位置が高く、ダイレクトに靴にあたります。靴磨きなのかなぁ。というか、靴磨きに使ってましたけど。違ってたら恥ずかしい。

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地下鉄に乗ります。非常にせっかちなお国柄がわかる場面がこのきっぷ購入。操作中に1分ほど経過すると、勝手にお金を払い戻して操作を中断してしまいます。その割にお札がなかなか機械に入りません。親切なおじさんが、「お札を左側に寄せて入れるといい」と教えてくれたので、なんとか買うことができました。ありがとうおじさん。

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地下鉄のつくり自体も日本と同じですが、座席が6人掛けだったり、座っている人全員の膝の上に「男性の写真と何らかの説明書き、そしてお金を入れるための袋」を置いていく人がいたり。しばらくすると、その写真と袋を回収しに来るのですが、これは何だろう?募金?営業?物乞い?後で調べてみたけど、結局わからず。

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あと流石は儒教の国なので、お年寄りに席を譲るのが速い速い。お年寄りといわずとも、少しでもご年配の人が立っていたら若者が先を争って譲る譲る。同じく儒教の国であるはずの中国(上海)では、席を譲るどころか若者が老人と猛烈な口喧嘩してたのを見たぐらいので、この点は韓国の方がしっかりしてるなぁと感じました。

そうこうしてるうちに、釜山最大の繁華街といわれる西門(ソミョン)につきました。なんか池袋っぽい感じのところです。ちなみに、街中の広告で一番目についた人はイ・ビョンホン。その次になぜかIKKOさん。彼女(彼)が宣伝している「BBクリーム」という化粧品がバカ売れしてるらしいのです。おみやげに何個か購入しました。

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とりあえずお昼ごはん。「捕盗庁(ポドチョン)」という人気焼肉店。名前の由来は昔の泥棒を捕まえる人から来てるようですが、店頭の人形はどうみても泥棒の方。でも、日本語メニューあり、安くて美味しいという三拍子そろった良店。昨晩につづきまた焼肉ですが、この韓国出張クエストのマストオーダーは「焼肉3食以上の摂食」。

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昨晩の焼肉でも出たのですが、サンチュと青唐辛子とゴマの葉?のセットが必ずついてきます。

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そして、様々な小料理でテーブルを埋め尽くされるのも同じ。さくら大根がやはり美味しい。

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デジカルビ(豚の漬だれカルビ)とヤンニョムカルビ(牛の漬だれカルビ)とムルネンミョン(冷麺)を注文。この店は昨日のお店とは違って網焼き。牛カルビが柔らかくて味が染みてて柔らかくて美味しくて、日本では食べたことない味でした。新大久保あたりに行けば喰えるかな。お腹いっぱいたべて一人2万ウォン(1,600円)ぐらいでした。

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そして、西門まで来た目的は、釜山のオタスポットを探すため。だいたいどこの国の繁華街でも、ゲームショップやホビーショップが凝り固まった「オタクビル」があるもんなんですけれども。最もそれっぽいエリアにあったこのビルの案内版を見てみると、そこには「GUNDAM BASE」の文字が!!これは台湾にあったのと同じ店だ!!

早速、エレベーターに乗ってそのフロアを目指します。

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開発中でした。

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そもそも、韓国でガンダムって人気あるのかなぁ。

結局、そのビルはただの電機屋さんで、目的のオタ店はありませんでした。その後も方々歩いてみましたが、オタ的スポットは皆無。これは、万一この国に海外赴任するようなことになったらとても生きていける自身がありません…。タイのバンコクですら、ゲーム屋やフィギュア屋や同人誌ショップやメイドカフェあったのに…。

ロッテデパートの外装が、どっちかというと雪印っぽくてまぶしかったです。

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海雲台(ヘウンデ)に戻ってホテルで休んでから、その日の晩御飯もまたまた焼肉。今度は、「ヘウンデアムソカルビ」という、由緒正しい漬だれカルビのお店。雌牛の柔らかいアバラ肉を特性のタレに2日間漬け込んで作るカルビは、ここ海雲台が起源なんだそうです。さすがに、この起源主張に関しては信用してもいいかも。

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店内は、李氏朝鮮時代の家屋で、『宮廷女官チャングムの誓い』に出てくるみたいな。

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お肉はヤンニョムカルビのみ。それだけこのお肉に自身があるということですね。最上級のお肉にはキメ細かく包丁が入れてあり、漬けだれがまんべんなく染み込んでいます。ソレをジンギスカン鍋みたいな真ん中が盛り上がった鍋にのっけて焼くので、脂が側溝に落ちていい感じのお肉になります。チャミスルがよく合います。

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さらに、その側溝の部分に骨付き部位を入れておくと、落ちた脂と肉汁でぐつぐつに煮えて、普段は硬くて食べにくい骨周りの軟骨部分がぷるぷるのコラーゲン状になってしまいます。この骨周りの部分が脳ミソがスポンジ状になるぐらい美味いのです美味すぐるのです。まさに究極の骨付きカルビと言っても過言ではないです。

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〆は、その側溝部分にのせたカムジャサリ(ジャガイモ麺)を、これまた煮え煮えになるまで煮てたべます。落ちた脂を全部吸って、それはもう健康に悪い感じがしますが、味はパスタみたいにさっぱりしています。食感はうどんみたいにこってりしているのに。これは、普通のお鍋の〆にもいけるんじゃないかと思います。

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とりあえず、「韓国で焼肉を食べる」という、人生における実績を一つ解除できました。でも、さすがに3食連続で焼肉はやりすぎだと反省しています。日本に帰ったら1週間は肉抜き生活します。肉が抜けた頃に、また新大久保あたりで上記のようなヤンニョムカルビが食べられるお店を探したいと思います。本当にごちそうさまでした。

あとは、もう翌日帰国するだけです。とりあえず嫌がら…喜ばれそうなおみやげをさがします。

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『釜山』 1日目
韓国の釜山に行ってきました。

例の実弾射撃場火災の件は、韓国のテレビのニュースでは全く取り上げられておらず、帰国して「被害者の体内から銃弾が摘出された」とか、「遺体の引渡しや治療費として約1000万円要求されている」とか、いろいろ酷いハナシを知ったばかりの今です。いくら行ってきたばかりで愛着のある国とはいえ、流石にフォローしきれません。

市内に複数ある他の実弾射撃場は、こんなことがあってもふつーに営業してましたしね。

釜山は金海国際空港についたのは結構夜遅く。それから、リムジンバスで海雲台(ヘウンデ)という場所にあるホテルまで。ホテルのすぐ前は海水浴場になっていますが、さすがに夜だし、それ以前に真冬で零下に近い温度なので、誰もいません。

なんというか、熱海みたいなところです。

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熱海がハワイのホノルルを意識したビーチリゾート(笑)を目指しているのと、全く同じコンセプトを感じます。景観が似ていることもさることながら、双方とも白い砂を敷き詰めた人工の海岸ですし。だから、海の近くなのに全く潮臭くなく、潮風もありません。波もほとんどないくらいに穏やかなので、本当に海なのかと心配になるほどです。

舐めたらしょっぱかったので、海だと思います。

駅から海の方へつづくメインストリートは、並木の電飾で飾られていてとても幻想的。でも、その通りに並んでるお店は、焼肉屋とかなんかのサナギを売ってる屋台とかがほとんどで、よくてファミマかラブホなので、幻想は幻想でもモルドール的な幻想っぽさになってしまいます。ちなみに、なんかのサナギはファミマでも売ってました。

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とりあえず、晩めしは焼肉。テキトーに入った店名は忘れました。というか読めませんでした。結局、韓国語は少々勉強したものの、ハングルは1ミリも読めるようになりませんでした。一応、メニューにテキトーな日本語も書いてあったので、デジカルビとサムギョプサルを注文。どちらも何かの肉(たぶん豚)のどこかの部位。

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鉄板がちょっとだけナナメっていて、端っこから油がコップの中に流れ落ちてます。そして、頼んでない料理の数々が出てくるは出てくるわ。あっという間にテーブルの上が料理だらけに。んでも、これが韓国流のおもてなしということで、お客が食いきれないほど出すのが礼儀。客は客で、全部食いきらないのが礼儀なんだそう。

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とりあえず、そんなに辛くないキムチと、すっぱ甘いさくら大根みたいな漬物が美味しかったです。あとは〆の冷麺(ムルレンミョン)がまた格別。日本で食べる冷麺とは完全に違う料理で、ソバ粉でできた歯応え抜群の麺を、ハサミで切ってから食べます。この後行く先々で冷麺を食べることになりましたが、ハズレなかったです。

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何より、ひとしきり飲み食いしまくって、一人あたり2,000円にも届かず。安っ。

食後に街中をプラプラと。屋台ばっかりズラッと並んだ通りなんかもあるんですけど、ほとんど人がいません。オフシーズンで平日とはいえ、まだ22時前の段階でここまで閑散としているリゾートはどうなんだろうとちょっと。

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唯一、夜中でも煌々とした明かりを湛えているのはPC房(ネットカフェ)のみ。さすがはこの国の第一次産業であるオンラインゲームの普及を支える屋台骨。でも、韓国語がわからないので入りはしませんでした。

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ゲームといえば、コンビニの前においてあった昔懐かしいクレーンゲーム。日本ではもう見かけないタイプですが、自分が子供の頃にウチに置いてありました。父親がアーケードゲームの卸し業やってて、こういうのも扱ってたので。そして、子供の頃にこの中に入って(上のガラスのフタが開く)遊びました。

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ちなみに、後で昼間に歩いたときにゲーセンがありました。ただゲーセンというより、駄菓子屋のゲームコーナー。しかも、一番人気のゲームが『鉄拳2』という時点で、この国における家庭用ゲーム普及率の低さを再認識しました。ゲームショップも探したけど見つからず。今まで行ったどの国よりも家庭用ゲーム文化が希薄です。

ゲームショップだけではなく、おもちゃ屋やホビーショップ、カラオケやボーリングみたいな娯楽施設もほとんどありません。書店はわずかにありますが、ほとんど海外の翻訳もので独自の雑誌なんかは全く置いてません(釜山最大と言われる書店にも行ったけど)。他国に比べて娯楽が極めて少ないと感じました。

そんな状況だったら、さすがにオンラインゲームでもやるしかないと思うのです。
それが、この国でオンラインゲームが盛んな理由なのかなぁ。

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『上海』 3日目
10月18日(日)。今日もお仕事ですが、出勤前にホテル周辺を散歩してみました。
街中でよくみかけるのは、上海万博のマスコット「海宝(ハイバオ)くん」。
かの国のキャラにしてはつっこみどころがなくてつまら(規制)。

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今日のお仕事も昨日と同じくイベントの視察なんですが、だいたり新作ゲームタイトルの発表会なんかがあったりとか。巨大スクリーン上で新作のプロモーション用CGムービーを初公開したり、中国の有名な歌手(名前は知りません。)がテーマソングを歌いにきたり、一昔前の日本みたいにとってもお金がかかっていました。

肝心のゲーム画面はぜんぜん見せてくれませんでしたけどね。

んで、お昼ごはんは昨日と同じ店『上海小南国』でイベント主催会社のえらい人たちと会食。別に商談とかではなくふつーに歓談するだけなので、特に気負うことも無く普段食べなれないレア食材をいろいろいただきました。上海ガニのみそが甘くておいしかったです。東京湾に放って増やしたい人の気分が少しわかります。

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晩ごはんは、『鼎泰豊』にて。台湾でも食べに行きましたが、小籠包が美味しいお店です。別に日本にもたくさんあるお店なのですけど、この「蟹みそ豆腐」は上海店にしかないそうです。蟹みそと蟹肉がこれでもかって入っていて美味い通り越してヤバイ味。Rad値が高そう。ミレルークケーキってこんな感じでしょうか。

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晩はんの後はホテルに帰って帰国の準備。電影チャンネルでは「大石内蔵助が主人公の忍者モノ」がやってました。「ワチシハオオイシクラノスケダー!」ってカタコトの日本語しゃべりながらジャンプして手裏剣投げていたので、最初は『ベルリン忠臣蔵』かな?と思ってたら全然違う映画でした。中国の映画みたいだし。

なるほど、世界では"大石内蔵助は忍者"っていう設定は一般的なんだなと気づきました。

翌朝、会社へのおみやげを買うのを忘れてたのを思い出して、ホテルの近くのコンビニでテキトーに購入。意外と上海のお菓子はクオリティが高く、台湾のコアラのマーチのパチモンみたいに「美味しく て口あたりよい おいしい」的な変な日本語が書かれたお菓子とかは1つしかありませんでした。かんばしく残念。

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でも、空港の免税店で『黒い恋人』を見つけたので満足しました。

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やすっぽいチョコの中に何かの木の実が入ってました。
黒いのは色だけでありますよーに。

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