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てすかとりぽか
その日のアレとかソレとか。
『iPhone』 独白
金曜日にテレビでやってたナウシカ観ました。もう何度目だって話なので感想は割愛して近況報告。

『iPhone』を買いました。あんなにソフトバンクとアップルを毛嫌いしていたのに…です。
今日は、その言い訳というか、過去の清算というか、独白になります。

もう3年ほど使っていた携帯電話が、3日ほど前に急にウンともスンとも言わなくなって、その後あきらめずにボタンをポチポチ押してたら、一瞬だけ立ち上がっては、また落ちるというような状況になってしまいました。「お母さん!おじいちゃんが!おじいちゃんが目を開けた!」と言った瞬間にまた目を閉じてしまうおじいちゃんのように。

まぁ、寿命かな。ソニー製だし。タイマー製だし。GK乙。

それで、auケータイでの機種変を考えて調べてみたところ、ソニエリのなんかバロックワークスみたいな名前の新型のかっこいいのが良いらしいので、さっそく新宿のヨドバシで触ってきました。うん、確かにかっこいいです。でも、値段が4万円ぐらいするのです。4万も払えばスマートフォンとか買えんじゃねと。スマートフォン脳にシフト。

自分「すいません。スマートフォンください。」
店員「auにスマートフォンはありませんよ。」

あー。そういえば「ウチはそんなフォンでは勝負しない。」ってauのえらいひとがいってたような気がする。厳密に言えば、なんとかっていう1機種だけ出てるんだけど、とてもスマートとは言えない性能で、なかったことになってるということも思い出した。なるほど理解した。それが世界の答えということか。さようならau。さようならKDDI。

そういうわけでスマートフォンというものを物色。先日、ヴァナディールで会った兄が「グーグルフォンを買った。」と自慢してきたので、ドコモの店で「グーグルフォンください。」と言ったら、「ハァ?」と言われたので。いや、冗談じゃなく本当に「ハァ?」と言われたので、もう涙でグズグズになりながら店を後にしました。さようならドコモ。

まぁ、後で調べたら「グーグルフォン」というのは機種名ではなかったんですけど。

残るはソフトバンク。ソフトバンクっていうと、なんというか光通信時代から汚い商売をしてきたイメージが強くて好きじゃなかったんですけど、最近はイメージ戦略も強めてきたせいか、なんとなく許せるようになってきました。何より、KDDIよりははるかに企業努力が見えるって点では好意的です。店員もちゃんした人が応対してくれたし。

Yahoo!BB時代、ヤクザのような商売してたのが嘘のような、素晴らしく丁寧な接客対応ぶりです。

しかし、問題はソフトバンクのスマートフォン=『iPhone』ということ。アップル製!憎い憎いアップル製!この個人的なアップルに対する憎しみは、もう10年も前に使っていたMacに起因するものであります。もう、そうした事象の具体例なんてほとんど忘却の彼方にありますが、茫漠とした想いだけは胸の内に燻っているのです。

USB対応周辺機器が全く出てない時期に、USB端子しかないG3 Macを売りつけられた恨みなのです。

おかげで、半年間はインターネットにも接続できず、完全にスタンドアローンなお絵かき機械と化したMacを、どんな思いで貧乏学生の自分が使っていたか、思い出しただけでもふつふつと湧き上がってくるものがあります。おかげで、その後は完全にWindows派になり、「iPodとかiPhone買うやつはGK!」と忌み嫌うようになったのです。

そんな自分が『iPhone』を買いました。
正直、性能に対する価格と維持費を考えた上での決断ですが。
自身の過去の鬱屈した魂に対するけじめをつけるためにも必要な儀式なのです。

いや、決して、断じてついったーとかスマップのCMに惹かれて買ったわけじゃないんですからね。

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『セカンドライフ』 規制乙
セカンドライフ

あと半年も課金残ってる(1年課金してるので)『セカンドライフ』ですが、アップデートのたんびに再インストールさせるアレな仕様がさすがにアレすぎるので全然入らなくなってましたが。珍しく大きな(比較的大きな)取り上げられ方をしてたので反応。

"セカンドライフ、とうとうアダルトコンテンツも規制へ THE SECOND TIMES"

ものすごい今更すぎて噴いた。

本気でまっとうな「コンテンツサービスによる商売」をする気だったんなら当然の処置だとは思いますが、散々エロを許容してそういう人の流入ばかりを助長してまっとうな一般ユーザーや商売人を完膚なきまでに締め出しし尽くした後にこの始末は流石に予想しなかったわー。

その上でエロを締め出したら、誰もいなくなるぞー。
で、エロがなくなったとしても、まともな一般人はもうもどってこないぞー。
てゆか、エロの締め出しとかどうやるんだー。ハラスメントの対応すら人まかせな運営がー。

ほんとにどうやって規制するのか気になってきたので、またインしてみたくなりました。以前規制したギャンブルなんかは、明らかにそういうシステムの設置が必要になる商売なんで、そこそこ手間と時間さえあればいくらでも対処できたでしょうけど。エロって微妙に感覚的なものだしなー。

そもそも、スキン(アバターの皮)だってエロい売り物と言えなくないしなー。

例えるなら、あんだけもうあんなことやこんなことになっちゃってるコミケ3日目に、ある日突然国の命令でエロ表現の規制が入るようなもの。お役人がどこどこビックサイトに乗り込んできては、どこからがOKでどこからがNGとか、そういうことをやるのに近い感じです。

ロボットの女子はよくて、スクール水着はだめとか、そういう感覚的な感じで。

そういうことなら俄然ワクテカしてきたので、週末にでもログインしてみよう。そういうネット上のお祭りは大好きです。お祭りになるぐらいまだ盛り上がっててくれたらいいんだけど…。てゆか、ずっとインもしないで放置してる店の、売上が入るアカウント口座のぞいてみたらえらい金増えてて吃驚。しっかり課金の元がとれてます。

ゴーストフィッシング」って言葉を思い出しました。

『PS Home』 引き算の世界
久々に仮想世界に関する話題。

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"Googleの仮想世界『Google Livery』年末の閉鎖が決定"

はやっ!4ヵ月での世界終了!

でも、「せっかくお金かけて作ったのに!」とか「そのうち時代がおいつく!」とか言って、どんどん赤字を膨らますスパイラルに突入するダメ仮想世界が多い中、損切りを考えてとっととやめちゃうのも利口だと思います。

というか、元々Googleにとってはどうでもいいプロジェクトだったのかも。一度でいいから、会社にとってどうでもいいプロジェクトに参加して、どうでもいい仕事してみたいなぁ。(そういうプロジェクトもそれはそれで苦労するのは見ててわかるんだけど…。)

だって、たまには定時に帰りたいじゃない。

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"ゲーム機初の本格仮想世界サービス「PS Home」とは何かについてSCEに直接聞いてみた"

"PS Homeはあくまでも「ゲームのため」「ゲームをより楽しく遊ぶため」のサービスですから,セカンドライフとは,根本的な思想がまったく異なるんです。ただコミュニケーションを楽しむのではなくて,あくまで「ゲームを軸にしたコミュニケーション」であるという点が大きな違いだと思います。"

と、全く同じことを言ってたあの仮想世界はどうなったっけなぁ…。

オンラインゲームやマルチプレー対応タイトルの「待ち合わせ用ロビー」の役割を持たせようとしてるのはよくわかるんだけど、その形が「3DCGで描かれた仮想世界」である必要ってないんですよね。

「仮想空間の中で同じゲームをやってる仲間を見つけて話せたら面白そう」ってのもわかるんだけど、所詮「面白そう」止まり。利便性を考えたら、「Xboxlive」みたいに「誰が何のゲームをやってるか」だけわかって、「このゲームやらないか?」って誘えれば事足りちゃうし。

極論すると、ゲームのコミュニティを作るなら「フレンドリスト」と「トゥイッター」だけあればいい。

じゃあ、何が必要なのかっていうと。『PS Home』自体が面白いコンテンツじゃないといけません。単なる「待ち合わせロビー」じゃなくって、「『PS Home』単体で十分遊べるけど、友達と待ち合わせもできます。」ぐらいの志は持ってもらいたいです。

何故なら、ゲーマーな人はゲームでコミュニケーションをとりたいじゃなくて、コミュニケーションとりながらゲームがしたいんです。あくまでゲームが目的なので、退屈な仮想空間でチャットだけしながら他人待ったりしません。ゲームしながら待ちます。

そもそも、「オンラインゲームが作りたいけど、ゲーム部分を作るアイデアも金もないから、今流行りの仮想世界ってことで」ってコンセプトの仮想世界が多すぎなんだと思いますよ。

「仮想世界」 = 「オンラインゲーム」 - 「ゲーム」 だと思っちゃってる。

その上「ゲームのためのサービスですから」とか「肝心のゲームの部分はヨソに任せて、うちはそのポータルっていうかロビーっていうか?そういうのです。」とか言っちゃう。だったら、もうハンゲとかモバゲでいいじゃん。Webで十分じゃん。3D空間イラネえねえじゃん。

とりあえず、ハコだけ作ればいいやとか。いわゆる「オンラインハコモノ」です。

「じゃあ、うちはそのゲーム部分をユーザーが作れるようにしました。」っていう仮想世界もありましたね。でも、そこで「ゲームを作る人たちをメインの客層にする」って考え方は違うなぁと思いました。『セカンドライフ』がなんで売る人ばっかで買う人がいないのかとか。その教訓からもっと学ぼうよ。

作る方は楽しいかもしれませんが、買う側から見ればほとんどゴミなんですよ。
(稀にゴミじゃないものもあります。←一応フォロー。)

だもんで、あいかわらず「『PS Home』乙」的な見方は変わってないんですが、どうもソニーさんが準備してるらしい「マルチプラットフォームMMOG」には【興味があります】。『PS3』と『PSP』どっちからでもプレイできるMMORPGとか切望します。それなら『PS3』買ってもいい。

自分の中の「『PS3』購入の必要条件」がもはやファンタジーに高いことに気づいた。
『セカンドライフ』 はなぜつまらない
"「セカンドライフ」はなぜつまらない 仮想世界のコミュニティーの本質" IT+PLUS

とかいうニュースっていまだに定期的に出てくるんで、都度目は通しています。『セカンドライフ』がつまんないなんて、そんな「赤飯は実は赤かった」みたいな月並みなことを、今頃になってしたり顔で言うようなひとはどんなんだろうなぁと思って。

"「会話」「指導」「他ゲーム情報」「他ゲーム勧誘」「オフ会」という5つの核となる変数"

"ゲーム内のオピニオンリーダーは役割によって大きく三種類"

"一般的なマーケティング理論では"

"バーチャル・アイデンティティ"

"明快な因果律"

すばらしい。勉強も部活もやらずに暇をもてあました中高生が中二病全開で夜中に書いちゃったような素晴らしい単語満載です。発達心理学者の方は、まれに研究対象として役に立つかもしれないような代物です。放っておけば必ず「近代病」って言葉使いそうです。

で、結局言いたいことは「セカンドライフは難しすぐる」でした。
そんなのやってみりゃ2秒でわかるよ。

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"日本郵政、ミクシィと年賀状サービス" IT PLUS

「ミクシィ」でマイミク相手に「リアルで年賀状が送れる」ようになるそうです。

これは好い。何が好いって、相手の住所知らなくたって送れちゃうってこと。個人情報は「ミクシィ」が管理しれるわけだから。ちょっと、久々に郵便局を見なおしました。

でも、「ミクシィ」に本名で登録してる人はいいけれど。ハンドルネームで登録してる人の宛名はどうなるんだろう。ハンドル書かれても、住所さえ合ってれば届くからいいとして。「○○県○○市 ダーク☆クラウド様」みたいな葉書が届いて家族に見られたらへこむぞ。

そういや、同人やってた頃に、届いた手紙の宛名が「ペンネーム」で吃驚したことがあります。昔の同人誌は何故か住所とか書いてたけど、本名は書いてないから仕方ないと思うけど。「葡萄球菌様」とか、ペンネームっていうかもう「ホーリーネーム」みたいだ。

そういうわけで、「ミクシィ」の名前を変えるなら正月前です。
『セカンドライフ』 オフの会
『セカンドライフ』にある日本人クリエイターの方々によるコミュニティのオフ会に行ってきました。というとなんか聞こえはいいですが、普通にもうお友達の集まりのごはん会です。

牛の達人 西新宿店

夏コミの帰りにもお邪魔したお店。コース料理でいろんなお肉が食べられるのが魅力。

昔、別のオンラインゲームをやってる時にも「オフ会」に誘われたことはありましたが、オンラインロールプレイングゲームを「文字通りロールプレイ」しているつもりだった自分にとっては、なんだか抵抗があって行けなかったものです。

メイド喫茶には行けても、ヴァ○ディールカフェには行けなかったのです。

そんな時代も今は懐かしく、今やオンラインゲームでロールプレイなんかしてる人の方が珍しい。オンラインゲームも電話やメールと同じ「コミニュケーションツール」という認識が広まり、素の自分のキャラでプレイしてる人がほとんどです。

例えば、リアル男性なのに女性キャラを使用(いわゆるネカマ)してる人は、昔は一人称を「私」にしたり、「女性のロールプレイ」をしてたものです。でも、今ではリアル性別に併せて「俺」って言うのが普通。女性キャラなのに「しょんべん行ってくる」とか言います。

ちょっと気になっていた彼女から「俺」って言葉が出て、泣く人も稀にいます。

『セカンドライフ』みたいな仮想世界に至っては、もろビジネスや仕事の延長でやってる人も多いので、ほとんど現実キャラを偽らないコミュニケーションが図られてます。だもんで、オンオフの敷居がそもそも低く、抵抗なくオフ会とかにも参加できるんだと思います。

そんな風潮の昨今でもちゃんとロールプレイしてる方もいますが、そういう人が「痛々しい」という認識が持たれてしまいがちなのは悲しいところです。昔は、そういうロールプレイヤーこそがカリスマプレイヤーとして神聖視されてたんですけれどねえ…。

ハイパーバトルサイボーグブロントさんみたいな。

ブロントさんは厳密にはロールプレイ違うけど。彼と同様の言語感覚を持つ不特定多数の個人および彼らのリスペクターが、スタンドアローンコンプレックス的な感じで「無意識の模倣者」を演じているという意味ではほぼ同じだと思います。

とりあえず、肉うまかったです。


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