てすかとりぽか
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『宇宙ショーへようこそ』 クドい
周囲の評判が良かったので観てみたのですが。

宇宙ショーへようこそ

2010年公開の日本のアニメ映画。舛成孝二監督作品。

クドい。とにかくクドい。

具体的には、『ドラえもん』大長編のSF感覚と、『クレヨンしんちゃん』劇場版の全年齢対象感覚と、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の説教臭さを、『新世紀エヴァンゲリオン』の神アクション作画満載で2時間超かけて描いてる。しかも、エンディングテーマはスーザン・ボイルが朗々と歌い上げるなど徹頭徹尾クドい。

「子供向けに作った」っていう言い訳は通用しないですよ。100%後半の説教場面で寝るって!!

「キャラクターデザインが(萌え系で)良い」、「SF的な単語が(何の補足説明もなく)ちりばめられているから良い」、「とりあえず作画がいいからそれだけで良い」と、部分部分だけ見れば良いところはたくさんあるのですが、それぞれ全く違う方向を向いちゃってて、作品としての統一感が全くないのが残念。

逆に、作ってるスタッフは個々人が好き放題やれて楽しかったんじゃないかなーと邪推。

ただ、本来そこをうまく舵取りして、方向性を統一さえ、作品の味付けをするのが監督さんのお仕事なはずなのですが、どー考えてもディレクションが介在していないような感じがみしみしと伝わってきてしまいます。実写映画やゲームではよくあることなんですが、スタッフ数が限られるアニメ映画でこういう感覚を味わうのは珍しい。

前後編に分けて、前半は『ドラえもん』、後半は『機動戦士ガンダム』として売ればよかったのかなーと。

それでも、個人的には後半の説教臭さがあまりにクド過ぎて、映画としてもアニメとしても楽しめませんでした。ぶっちゃけ、そこと戦闘シーン全部なくして、完全な子供向けアニメとして作ればよかったんだと思います。どーしても戦闘シーンと説教いれたきゃ、別の映画作ればいいんじゃないのと。作画スタッフが可哀想。

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